レンタルサーバーの契約が済みましたら、次はドメインを取得する作業に入ります。
※レンタルサーバーの中でもお勧めのエックスサーバーの契約がまだお済みでない方は、サーバー契約手順の動画をご用意しておりますので、ぜひご覧頂いて、まずエックスサーバーの契約を済ませてからドメインの取得に進みましょう。
今回の講義では、エックスサーバーで独自ドメインの取得方法についての解説です。
初心者の方にも分かりやすく解説した動画をご用意しました。
目次<非表示>
①独自ドメインとは〜取得までの流れ〜解説動画
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♣独自ドメインとは〜取得までの流れ〜解説動画
♣ドメインとは?
レンタルサーバーと契約するということは、あなただけが利用できるあなた専用の場所がもらえたと捉えていいかと思います。
そして、ドメインはあなた専用の場所を示すための住所にあたります。
例えば、私の場合ですとウェブサイトはhttps://sakurameme.comとなっていて、
この”sakurameme.com”が私の住所となります。
ドット以下を見て頂くと、「com」になっており、この「com」のことをトップレベルドメインと言います。
他にも「com」や「net」などがありますが、利用者の居住地に関わらず、トップレベルドメインは誰でも取得可能です。
以下、ポピュラーなドメインの表になります。基礎知識として知っておきましょう。
ドメインの種類 | 特徴 |
com | 企業や商用サービスを表す |
net | 主にネットワークサービスの提供者を表す |
org | 主に非営利団体を表す |
biz | 主にビジネスを表す |
info | 主に情報の提供者を表す |
jp | 日本の営利組織を表す |
♣ドメイン名を決定する
自分のドメイン名(住所)は、自分で独自のドメイン名をつけられます。
私の場合ですと「sakurameme.com」となります。
「.com」の他に、お好きなアルファベットや数字でドメイン名を決めることが可能ですが、住所ですので他の方と重複不可となっています。
【注意点】
◉ドメイン名は上の表の通りそれぞれに特徴があるため、あなたのサイトに沿ったドメイン名を選択すること
(「jp」は日本固有のもので日本にある組織や在住する個人でなければ取得不可)
◉よく見かける「co.jp」の「co」はセカンドレベルドメイン、又は「属性型JPドメイン名」とも呼ばれ、法人や組織で取得可能なドメインで個人では取得不可です。
個人で取得可能な「.JP」ドメインを汎用JPドメインと呼ばれ、セカンドレベルドメインに「co」や「ne」などの文字列は入りません。
以下で特色をまとめておきます。
ドメインの種類 | 特徴 |
co.jp | 日本国内で登記している会社・企業が登録可能 |
or.jp | 特定の法人組織が登録可能 |
ne.jp | ネットワークサービスごとに登録可能 |
ac.jp | 学校教育法などの規定による学校が登録可能 |
go.jp | 日本国の政府機関、各省庁が管轄する研究所、特殊法人(特殊会社を除く)が登録可能 |
♣ドメイン名の取得費用
エックスサーバーで独自ドメインを取得する際に費用がかかります。
費用の額は、トップレベルドメインの種類によって違います。2020年7月1日時点では以下の通りです。
種類 | 年間利用料 |
.info | 280円 (税込:308円) |
.com | 780円 (税込:858円) |
.net | 1,180円 (税込:1,298円) |
.org | 1,380円 (税込:1,518円) |
.biz | 1,480円 (税込:1,628円) |
.jp | 2,820円(税込:3,102円) |
.ne.jp | 6,980円(税込:7,678円) |
♣必須!独自ドメインのSEO対策
【独自ドメインの特徴】
一度取得すればレンタルサーバーの契約先を変更しても、更新料の支払いを続けている限り、ドメイン名は半永久的にあなたのものとなります。
つまり、あなたのブログやサイトを訪問し、ファンになった読者は簡単にあなたのブログやサイトを探すことができ、再び閲覧してもらうことも容易になります。
SEO対策として、顧客を維持する点で非常に有利です。
逆に、URL(ドメイン)が変わってしまうアメブロ等の会社からのブログを引っ越しは、あなたの住所が変わってしまうため、サイト訪問者があなたを探すことが出来ず、SEO対策上とても不利になります。
また、注意する点として、グーグルでは検索結果の1ページ目には同じドメイン名を掲載しないというルールが設定されています。アメブロのドメイン名を有するサイトを複数、トップページに載せてもらえません。
つまり、検索結果で1位がアメブロの方だった場合、あなたのサイトが検索結果2位のアクセスがあるサイトだったとしても、次のページに表示されてしまうのです。
これはSEO対策上、とても不利です。
アフィリエイトを行う方はトップレベルドメインを選択する際「.jp」が良いとされています。
ただ、SEO対策では、サイトの内容・記事で十分に対策を行えます。
ですので、初心者の方は負担の少ないドメインである「.net」や「.com」でも全く問題ありません。
XSERVER(エックスサーバー)でのドメイン取得は、初心者でも簡単に出来ます。
ご用意した動画をご覧になりながら、ぜひ手順に沿って取得してみてください。