今回の講義は、WordPress(ワードプレス)のSSL化の設定方法についてお伝えします。
初めての方にも理解しやすいように解説しています。
目次<非表示>
①SSL化とは?
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♣SSL化とは?
新しくブログなどのWebサイトを開設する時は、常時SSL化の状態である必要があります。
【SSL化とは?】
・Webサイトのセキュリティを強化すること
➡️Webサイト全体を暗号化すること
「Secure Sockets Layer」(セキュア・ソケット・レイヤー)の略
➡️「http:」で始まるURLが「https:」に変わる
インターネット上の送受信のセキュリティ規格で、アメリカのネットスケープ社によって開発されました。
一昔前は、暗号化といえば、パスワードや個人の情報のページ、クレジットカードの決済ページで行うのが主流でしたが、現代はgoogleの方針や時代の変化に影響され、Webサイト全体をSSL化するのが一般的になりました。
♣SSL化で何が有利になる?
【有利な点】
・個人情報等を盗まれることがなくなるので安心してWebサイト作成ができる
➡️SSL化されたWebサイトで行われる全ての通信にセキュリティがかけられる
・検索結果の表示順位で上位に表示されるようになる
➡️Googleが、2014年8月に公式のブログの中で、「https」をランキングシグナルに使用することを明言したためSSL化していないと検索結果の順位が下がってしまう
つまり、Webサイトがどんなに頑張っても、良い記事をあげようとも、アクセスを稼ごうとしても、検索結果で上位に表示されなくなってしまうのです。
Google chromeで検索すると、次の様にSSL化されているサイトとされてないサイトで表示が異なります。
サイトの訪問者に安心感を与えるためにもサイトをSSL化したほうがいいと思いませんか?
・SSLを導入しているサイト
♣WordPress(ワードプレス)のSSL化
SSL化の手順は、とても簡単です。
◉エックスサーバーのSSL化設定
◉ワードプレスのダッシュボードでSSL化設定
この2ステップです。
♣WordPress(ワードプレス)のSSL化の手順解説動画
♣エックスサーバーで行うSSL化設定
①エックスサーバーにログイン
②エックスサーバーアカウントからサーバー管理をクリック
③サーバーパネルから「ドメイン」のところにあるSSL設定をクリック
④ドメイン選択画面でSSL化したいドメインを選択
➡️SSL化されていないドメインは、「独自SSL」が「0個」となっています。
⑤SSL化したいドメインを選択する
⑥独自SSLのタブのところで「追加ボタン」をクリック
これで、エックスサーバーで行うサイト全体のSSL化の設定は完了です。
続いて、WordPress(ワードプレス)のダッシュボードのSSL化設定です。
♣WordPress(ワードプレス)のSSL化設定
①WordPress(ワードプレス)の管理画面にログイン
②「設定」から「一般」を選択しクリック
③WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)の「http」の後に「S」を追加
<追加前>
<追加後>
以上で新規サイトの常時SSL化設定は完了となります。
簡単に設定出来ますので、ぜひ動画をご覧頂きながらSSL化設定を実践してみてください。